チンチョンふらり旅。
日記書こーと。
今日、思いつきでチンチョンという村に
行ってきました。
朝、一コマ目の授業中、
いきなり、
あーどっか行きたいなーって思って、
帰り道にちょっとメトロ乗って
中国人街でも行ってみようかなと思ったんだけど、
なんか自然みたいなーと思って、
ちょっと『地球の歩き方』に載っていた
ニンニクの村チンチョンのことを思い出し、
いきなり行きたくなったので行っちゃった!!
二限目さぼっちゃった。先生、ごめんなさい。
マドリードから高速バスで約40分!!
片道4.20ユーロ。
行き方だけ、学校のwifiで調べて、
あとはなんにも情報なしのふらり旅。
思い立ったが吉日。
素敵な村だった。チンチョン。
なんか平日だったから観光客はほぼいなくて、
地元のゆっくりした時間が流れていて、
なんだか中世ヨーロッパと
宮崎駿の映画が一緒になった世界に
入り込んだ気分だった。
2年くらい前に仕事で落ち込んだ時、
休憩中、ぼーっとしながら
本屋で立ち読みしたヨーロッパの田舎の写真集の中に、
イタリアのどこかの村で、
おばあさんがレンガ畳のテラス席に座って
赤ワインを飲んでいて、
その風景がとても素敵で、
地球にはこんな世界があるんだ。
と思ったら、
なんか元気になれたのを思い出しました。
あの時の自分はきっとその写真で、
一瞬でもその世界を味わったから
元気になれたのかな。
そして今日その世界の中にいた。
ドラえもんの道具の
『先取り約束機』みたいって思った。
(※後で必ずその行動をすると約束すると、その行動の結果を先に実現できる道具。
例えば、ものすごくアイスが食べたくてもアイスがない時、「あとで必ず、アイスを食べるので、アイスを食べた気分にさせてください。」ってお願いすると、アイスを食べた気持ちになる。そして後日、ちゃんとアイスを食べる行動をしなくちゃいけない。)
でもこれってほんとにあるよね。
やりたいことがあったら、
先にその気分味わっちゃえば、あとからやりたい事が出来ちゃうってこと。
時間は過去→現在→未来。って続いているんじゃなくて、
同じところに、過去も現在も未来もあるらしい。
ということで、なんだか四次元ポケットの理科の話になって
眠くなってきたので、
あとはチンチョンの良さは写真でお送りしま〜す☆
もう花が咲き誇ってました。桜かな?
この旗は今週末に行なわれる中世祭りの飾り。
村の中心の広場。夏にはここが闘牛場になるそうです。
チンチョン民族館の中。入場料4ユーロ。
入るつもりなかったけど、トイレに行きた過ぎて入りました。
結果、シルバニアファミリーの大きい版の家具等をたくさん観れました。
(わたし以外、だれもいなかった。)
丘の上から見たチンチョン。
『魔女の宅急便』のキキとおそのさんの出逢いの場所に似てた。
子供の頃100回くらいこの映画を観てた妹とこの風景一緒に見たいと思った。
(舞台のモデルは違うところだけど。)
カスティージャスープ
(何かのふわふわな内臓が入ってて、悶絶、、)
ハムカツみたいのと、ポテト。
(メニュー全然分からなくて、勘でオーダーしたらフライが来て、あちゃー。食べれるかなと思ったけど、美味すぎてペロリでした。どちらもほんのりハーブの味。)
プリン
(食後はデザートかコーヒーが選べました。)
一生懸命、勘を働かせて入ったレストラン。
Meson chinchon (メソンチンチョン)
中心の広場は結構高かったので、路地を探検して見つけました。
ランチコースなんとこれで12ユーロ!!!ワイン付き。(しかもこの量)
味も雰囲気も全て大当たりでした。ほほほ
今日の朝まで、チンチョンのことなんて
考えてなかったのにね。
今日の終わりにはチンチョンを愛している自分になれました。
ありがとう。